パキポディウム・グラキリス(実生)

学術名: Pachypodium rosulatum var. gracilius

原産地: マダガスカル 南西部の乾燥した岩場

グラキリスというと、何十年も自生地で育った「現地球」が注目されがちだが、実生株にはゼロから育てて、自分だけのグラキリスを作れるという大きな魅力がある。同じ種から育てても個体差が非常に大きく、兄弟なのに全く違う姿になることも珍しくない。現地球が「完成された作品」だとすれば、実生グラキリスは自分で形を作り上げていく作品とも言える存在。1年では分からなくても、3年、5年と並べて変化を楽しめるのが実生グラキリス最大の醍醐味。

育て方

☀️ 日当たり:がっつり日向

 強い日差しを好む。春〜秋はできるだけ長時間日に当てることで、幹が締まり健康的に育つ。日照不足は徒長や幹の肥大不良の原因になる。

 水やり:乾いたらたっぷり

 生育期は用土が完全に乾いてからたっぷり与える。実生株は現地球よりも成長が旺盛なため、水切れさせすぎない方が育ちやすい。冬は大幅に回数を減らす。

 葉水:基本不要

 葉水は不要。蒸れの原因になることがあるため、風通しを優先する。

 栄養:春〜秋にたまに

 生育期に緩効性肥料を少量、または薄めた液体肥料を月1〜2回程度。実生株は適度な肥培で成長が良くなる。

 風通し:超重要

 蒸れに弱いため風通しの良い場所で管理する。特に梅雨時期は注意。

⛄️ 冬越し:冬は室内(10℃以上推奨)

 寒さに弱い。気温が下がると落葉して休眠するため、水やりを控えめにする。最低でも5℃以上、できれば10℃以上を維持したい。

 猫への危険度:★★★☆☆

 樹液に刺激成分が含まれており、誤食すると口の炎症や消化器症状を起こす可能性がある。棘によるケガにも注意したい。

成長記録
2025/5/1  シマムラ園芸で憧れのグラキリス。まずは(お安い)実生株からチャレンジ!
2026/6/5 1年経過。ちょっとだけ大きくなった!?
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