
学術名: Operculicarya pachypus
原産地: マダガスカル 南西部の乾燥した灌木地帯・石灰岩地帯
パキプスは、荒々しくひび割れた幹肌と繊細な小葉の対比が魅力のマダガスカル原産コーデックス。乾季には葉を落とし、雨季になると一斉に芽吹く姿から、季節の移ろいをはっきり感じられる植物として人気が高い。学名の pachypus は、「太い足」「太い根元」という意味。その名の通り、太く膨らんだ根や幹が最大の特徴となっている。
根挿し株は、太い根から新しい芽を出して育てた株で、実生株とは少し違う魅力がある。実生のような一本の塊根ではなく、根が複雑に分岐してゴツゴツとした樹形になりやすく、より野性的な雰囲気を楽しめる。
根から生まれ変わり、一本ごとにまったく違う表情を見せるコーデックス。根挿しならではの幹の太り方や枝ぶりはすべて一点もの。成長記録では、その唯一無二の樹形が少しずつ完成していく過程を楽しめる。
育成メモ
☀️ 日当たり:がっつり日向
一日中よく日に当たる場所が理想。春〜秋は屋外でしっかり日に当てることで枝が締まり、小さな葉が密につく。日照不足は枝が間延びしやすい。
水やり:乾いたらたっぷり
生育期は用土が完全に乾いてから鉢底から流れるまでたっぷり与える。乾燥には強いが過湿は苦手。冬は落葉・休眠するため、月1回程度のごく少量で乾燥気味に管理する。
葉水:基本不要
葉水は不要。湿度よりも風通しを優先したい。
栄養:春・秋にたまに
生育期に緩効性肥料を少量、または薄めた液体肥料を月1回程度与える。肥料は控えめのほうが締まった樹形になりやすい。
風通し:風通しよく
蒸れに弱いため、年間を通して風通しの良い環境で管理する。梅雨時期は特に注意。
⛄️ 冬越し:冬は室内(5〜10℃以上推奨)
寒さに弱いため、冬は室内へ取り込む。休眠中は水を控えめにし、凍結を避ける。
猫への危険度:★☆☆☆☆
猫に対する強い毒性は知られておらず、比較的安全とされる。ただし枝や葉をかじらせないよう注意したい。
育成メモ
