アデニウム・ドワーフ

学術名: Adenium obesum ‘Dwarf’
(※「ドワーフ」は園芸上の流通名で、独立した学名ではない)

原産地: 原種 Adenium obesum は アラビア半島南部 ~ 東アフリカの乾燥地帯

ドワーフタイプのアデニウムは、通常のアデニウムよりも節間が詰まり、コンパクトな樹形を保ちながら成長する。場所を取らない一方で、塊根の太り方や花の美しさはしっかり受け継いでいるのが魅力。原種のアデニウムはアフリカやアラビア半島の乾燥地帯に生育し、雨季に一気に成長し、乾季には幹へ水を蓄えて生き抜く。そのためぷっくり膨らんだ幹は観賞用の特徴ではなく、長い乾季を乗り越えるための貯水タンクとして進化したもの。ドワーフタイプはその性質を持ちながら、よりコンパクトに育つよう選抜されてきた園芸系統とされている。

育成メモ

☀️ 日当たり:がっつり日向

 強い日差しを好む。春〜秋はできるだけ長時間日に当てることで、幹が締まり花付きも良くなる。日照不足は徒長の原因。

💧 水やり:乾いたらたっぷり(冬はかなり控えめ)

 生育期は用土が完全に乾いてからたっぷり与える。塊根に水を蓄えるため過湿は苦手。冬は落葉したら断水気味に管理する。

🌱 葉水:基本不要

 乾燥に強く葉水は不要。蒸れの原因になるため、風通しを優先したい。

💊 栄養:春〜秋にたまに

 生育期に液体肥料を月1〜2回程度、または緩効性肥料を少量与える。肥料が多すぎると徒長しやすい。

🌀 風通し:風通しよく

 蒸れに弱いため風通しの良い場所で管理する。特に梅雨時期は注意。

⛄️ 冬越し:冬は室内(10℃以上推奨)

 寒さに弱い。気温が下がると休眠するため、水やりを大幅に減らす。最低でも5℃以上、できれば10℃以上を維持したい。

🐱 猫への危険度:★★★★★

 樹液に強い毒性のある強心配糖体を含む。誤食すると嘔吐、下痢、不整脈など重篤な中毒症状を起こす可能性がある。剪定時の樹液にも注意が必要。

成長ログ
2024/9/9 しまむら園芸
2025/5/13
2026/6/9 大きな変化もなく堅実に育ってるね。
PAGE TOP