
翠冠学術名: Lophophora williamsii
原産地: メキシコ 北部 ~ テキサス州 南部の石灰岩質の乾燥地帯
翠冠玉は、トゲを持たない丸い姿と独特の肌質が魅力のサボテン。派手な刺や花で目を引くタイプではないが、成長とともに増える綿毛や、静かな存在感に惹かれる愛好家は多い。自生地はメキシコ北部からアメリカ南部にかけての石灰岩地帯。強烈な日差しと少ない雨の中で生きるため、体の大部分を地中に埋めながら成長することもあり、地上に見える部分以上に立派な根を持っている。また、一般的なサボテンが鋭いトゲで身を守るのに対し、翠冠玉は苦味を持つアルカロイド成分を発達させることで動物から身を守る道を選んだと考えられている。トゲを捨て、静かに生きる道を選んだサボテン。その穏やかな姿の裏には、乾燥地を生き抜くための独自の進化が隠されている。
育成メモ
☀️ 日当たり:明るい日向〜半日陰
春と秋はよく日に当てる。真夏の強烈な直射日光はやや苦手なため、風通しの良い明るい場所で管理する。日照不足は徒長や軟弱な成長の原因。
水やり:乾いたらたっぷり
用土が完全に乾いてからたっぷり与える。過湿に非常に弱いため、水のやり過ぎは禁物。冬は休眠するため断水気味に管理する。
葉水:基本不要
葉水は不要。湿度よりも風通しを優先したい。
栄養:春・秋にたまに
生育期に薄めた液体肥料を少量、または緩効性肥料を控えめに与える。肥料過多は不自然な肥大の原因になる。
風通し:風通しよく
蒸れに弱いため風通しは重要。特に梅雨時期や夏場の高温多湿に注意。
⛄️ 冬越し:冬は乾燥気味に(5℃以上推奨)
冬は休眠するため水やりを控え、乾燥気味に管理する。低温には比較的強いが凍結は避けたい。
猫への危険度:★★★★★
アルカロイド成分を含むため猫には有害。誤食による中毒の恐れがあるため、猫の届かない場所で管理したい。
成長記録




