オベサ

学術名: Euphorbia obesa

原産地: 南アフリカ 東ケープ州 グラーフ=ライネット周辺

オベサは、まるで野球ボールのような真ん丸の姿が魅力のユーフォルビア。トゲがなく、規則正しく並ぶ縞模様と美しい球形から、「生きたオブジェ」とも呼ばれる人気種である。学名の obesa はラテン語で「太った」「ふっくらした」という意味。その名の通り、水分をたっぷり蓄えた球体は、乾燥した環境を生き抜くために進化した姿である。

また、オベサは**雌株と雄株が別々に存在する「雌雄異株」**の植物。同時に花が咲いても、雌株と雄株がそろわなければ種子はできない。そのため実生繁殖には2株以上が必要となる。完璧な球体の中には、乾燥地で生き抜く知恵と、命をつなぐための巧みな仕組みが詰まっている。

育成メモ

☀️ 日当たり:明るい日向〜半日陰

 日当たりを好むが、真夏の強烈な直射日光は葉焼けの原因になることがある。春・秋はしっかり日に当て、夏は風通しの良い半日陰が理想。

💧 水やり:乾いたらたっぷり

 用土が完全に乾いてからたっぷり与える。過湿には非常に弱いため、水のやり過ぎは根腐れの原因。冬は休眠するため乾燥気味に管理する。

🌱 葉水:基本不要

 葉水は不要。湿度よりも風通しを優先したい。

💊 栄養:春・秋にたまに

生育期に緩効性肥料を少量、または薄めた液体肥料を月1回程度与える。肥料の与え過ぎは球形が崩れる原因になる。

🌀 風通し:風通しよく

 蒸れに弱いため、年間を通して風通しの良い環境で管理する。

⛄️ 冬越し:冬は室内(5〜10℃以上推奨)

 寒さにはあまり強くない。冬は水やりを控え、凍結を避ける。

🐱 猫への危険度:★★★★★

 ユーフォルビア属特有の白い乳液には強い刺激性がある。誤食すると口腔内の炎症や嘔吐を起こす可能性があり、皮膚や目に付着しても炎症を引き起こすため注意が必要。

成長ログ
2021/5/28
2021/6/3
2025/4/21
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