パキポディウム ・ラメリー

学術名: Pachypodium lamerei

原産地: マダガスカル 南部の乾燥地帯

ラメリーは、太い幹に鋭いトゲをまとい、その先端に葉を広げる姿から「マダガスカルパーム」の名でも親しまれるパキポディウム。ヤシの仲間ではないが、そのシルエットは一本のヤシの木を思わせる。

学名の lamerei は、フランスの植物採集家 Jean-Olivier Lameré に献名されたもの。

原産地のマダガスカル南部は、一年を通して雨が少なく乾燥の厳しい地域。ラメリーは幹に大量の水を蓄え、鋭いトゲで身を守りながら生き抜くよう進化した。また、落葉することで乾季の水分消費を抑えるという、乾燥地ならではの知恵も備えている。

一本の幹に水を蓄え、乾いた大地を生き抜く”砂漠の樹木”。育てるほど幹は太く、姿は力強く変化していく。成長記録では、毎年少しずつ増す樹木らしい風格を楽しみたい一種。

育成メモ

☀️ 日当たり:がっつり日向

 強い日差しを好む。春〜秋はできるだけ長時間日に当てることで幹が太く締まり、丈夫に育つ。日照不足は徒長や葉落ちの原因になる。

💧 水やり:乾いたらたっぷり

 生育期は用土が完全に乾いてからたっぷり与える。幹に水を蓄えるため過湿は苦手。冬は休眠するため回数を大幅に減らし、乾燥気味に管理する。

🌱 葉水:基本不要

 葉水は不要。蒸れを防ぐため風通しを優先したい。

💊 栄養:春〜秋にたまに

 生育期に緩効性肥料を少量、または液体肥料を月1回程度与える。肥料の与え過ぎは徒長の原因になる。

🌀 風通し:風通しよく

 蒸れに弱いため年間を通して風通しを確保する。特に梅雨時期は注意。

⛄️ 冬越し:冬は室内(5〜10℃以上推奨)

 寒さにはあまり強くない。冬は休眠するため水やりを控え、凍結を避ける。

🐱 猫への危険度:★★★☆☆

 樹液には刺激成分が含まれ、誤食すると口の痛みや嘔吐などの症状を起こすことがある。また鋭いトゲによるケガにも注意したい。

成長ログ
2021/5/10
二和園で購入。
2021/5/20
2021/12/24
2025/4/21 長い。
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